カーポートが設置されると、車を雨や雪から守るだけでなく、車の温度管理や積雪の除去が楽になるなど、日常的に役立ちます。
しかし、設置前に知っておきたいデメリットも存在します。
1つ目の弊害は、部屋への採光が遮られることです。
カーポートを家の横や前に設置する場合、特に屋根部分が大きくなると、自然光が十分に部屋に入らなくなることがあります。
カーポートを設置する場所がリビングやダイニングの窓の近くにある場合、昼間でも暗く感じることがあるかもしれません。
光の入り方が変わることで、室内が暗くなることを避けたい場合は、設置場所を慎重に選ぶ必要があります。
また、風通しが悪くなる可能性もあります。
特に風通しの良い場所にカーポートを設置すると、夏場に室内が蒸し暑くなりやすく、エアコンの使用頻度が増えるなんてことも。
取り付け位置に問題がないのか、事前に検証しましょう。
そして設置費用やメンテナンスも考慮したいポイントです。
カーポートは設置には費用がかかり、耐久性を保つためには定期的なメンテナンスが必要です。
特に雨や雪の多い地域では、屋根部分や柱の腐食が進むことがあるため、状態を確認しておくことが大切です。
カーポートは非常に便利な設備ですが、設置場所や構造、採光や風通し、費用などを事前にしっかり考慮することが、後々の問題を避けることにつながります。